きのうは産業カウンセラー協会の電話相談員研修の日でした。
講義・実習のテーマは「ハラスメント」。
ハラスメントとは、いろいろな場面での「嫌がらせ、いじめ」のこと。
その種類はさまざまだが、他者に対する発言・行動が、それを発した本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり尊厳を傷つけたり、不安や脅威を与えることを指します。
人間の尊厳に対する侵害です。
セクシュアルハラスメント、パワーハラスメントのほか、モラルハラスメント、アカデミックハラスメント、ドクターハラスメント、アルコールハラスメント、スモークハラスメントなどがあります。
最近、この中でもパワーハラスメントの相談が急増しているそうです。
これは何もパワハラ件数が急増しているわけでなく、(前から職場・世間にパワハラは山ほどあった?!)、パワーハラスメント、パワハラという言葉の社会的認知度が上がったために、相談件数が増えただけのことのようです。
その大きなきっかけとなったのが、
2012年1月30日、厚生労働省「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキンググループ報告」 における「パワーハラスメント」の定義化。
⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000021hkd.html
定義「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・肉体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。」
ほんと、いやですね。なくしましょう。予防しましょう。自戒しましょう。
自分も、いつ被害者に、いつ加害者になるかもしれません。
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記事を読んでいただき、どうもありがとうございます。
きょうもよい一日を!
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