昨年の新書ベストセラー『聞く力』読みました。
著者の阿川佐和子さんはテレビキャスター・エッセイスト等、多才な方。
1993年5月に始まった週刊文春の対談連載「あの人に会いたい」は20年目を迎え、今まで900回以上の対談をしています。
聞くスペシャリストですよね。
ただ、阿川さん、その実績をもってしても、インタビューは苦手、インタビュー下手、今でもインタビュー発展途上者だとご自身のことを評しています。
だからこそ、「聞く」ことを20年ひたすら追究し、だからこそ、この『聞く力』が書けた。だからこそ、この本が多くの人に読まれ支持されたのだと思います。
誰もが一日に何度となく、まるで呼吸をするごとく自然に行っている「聞く」という行為に注目した良書だと思います。
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サブタイトルは「心をひらく35のヒント」
ほんと、聞くって、人の心をひらく鍵ですよね。
・素直な気持ちで聞く
・相手の気持ちを推し量る
・相手のテンポを大切にする
・知ったふりをしない
・安易に「わかります」と言わない
・最後まで諦めない
・相づちの極意
・「オウム返し質問」活用法、なんていうのも載ってました。
心をひらくヒントがたくさん載ってます。
阿川さんって、カウンセラーの大先輩なのではないかしら。
カウンセラーとして学ぶこと多いです。
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聞くこと、聞き方を改めて考えてみたい人にオススメの一冊です。
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記事を読んでいただき、どうもありがとうございます。
きょうもよい一日を!
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