キャリア・ライブラリー@東京

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『ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか−感情労働の時代』武井麻子著

『ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代』

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感情労働

最近、「感情労働」という言葉を知りました。

最初、聞いた時、言葉のニュアンスとして、プラスなのか、マイナスなのか、すぐには判断できませんでした。

でもその語られる文脈から、おそらくマイナスのイメージなのだろうなと、察しはつきました。

カウンセラーとして通り過ぎることはできない言葉、問題なのだろうなとも、感じました。

そこで、関連書を読みました。

『ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか−感情労働の時代』武井麻子著



この本でいう「感情労働」とは、


・「職務上、感情のコントロールが不可欠な職業」


・「職務として、表情や声や態度で適正な感情を演出することを求められる仕事」


・「職業柄、自分の本当の感情を犠牲にして働かなければならない仕事」



肉体労働、頭脳労働につづく”第三の労働形態”として、感情労働を位置づけています。



社会学、感情社会学の用語のようです。


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本書では、人間が働きながら疲れ果ててしまうのはなぜなのか、



疲れ果て失われてしまった感情をどう取り戻せばいいのか、



感情労働の時代を生きる人たちに向けて



その手がかり、試みを提起しています。



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カウンセラーも、ありようによっては感情労働者ではないかしら。



人ごとではなく、この問題を考えていきたいです。



マイナスの感情労働から、プラスの感情労働へ。


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記事を読んでいただき、どうもありがとうございます。


きょうもよい一日を!


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