最近、「感情労働」という言葉を知りました。
最初、聞いた時、言葉のニュアンスとして、プラスなのか、マイナスなのか、すぐには判断できませんでした。
でもその語られる文脈から、おそらくマイナスのイメージなのだろうなと、察しはつきました。
カウンセラーとして通り過ぎることはできない言葉、問題なのだろうなとも、感じました。
そこで、関連書を読みました。
この本でいう「感情労働」とは、
・「職務上、感情のコントロールが不可欠な職業」
・「職務として、表情や声や態度で適正な感情を演出することを求められる仕事」
・「職業柄、自分の本当の感情を犠牲にして働かなければならない仕事」
肉体労働、頭脳労働につづく”第三の労働形態”として、感情労働を位置づけています。
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本書では、人間が働きながら疲れ果ててしまうのはなぜなのか、
疲れ果て失われてしまった感情をどう取り戻せばいいのか、
感情労働の時代を生きる人たちに向けて
その手がかり、試みを提起しています。
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カウンセラーも、ありようによっては感情労働者ではないかしら。
人ごとではなく、この問題を考えていきたいです。
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記事を読んでいただき、どうもありがとうございます。
きょうもよい一日を!
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