おはようございます!
きょうは母の日ですね。
私が子供の頃、母は電話局で電話の交換手をしていました。
交換手の仕事は、夜勤や泊まりもあって、母は毎日、子育て、家事、その他いろいろ大忙しで、ほんと大変だったと思います。
当時、共働きの家庭は珍しくて、私の家はちょっと特殊だなと子供ながらに感じてました。
でも、それが私の現実なんだと、普通のこととして受けとめていました。
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学校から帰っても、家には誰もいなくて、しーんとしている。
でも、さびしいという感じは、あまりなかったです。
そのしーんとしている感じは、いやじゃなかったし、むしろ心地いいものだったと、今、振り返って思います。
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家に帰ると、まず電話の受話器をとるんです。
そうすると、受話器から母親の声。
「お帰り〜」って。
不思議ですよね。
でも、当時の私にはあまり不思議じゃなかった。
「ただいま!」って、学校であったこととかを話してました。
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母は私が帰る時刻を見越して、電話の向こうで待っていてくれたんですね。
母の声を聞けて、とてもうれしかったです。
だからかな、家に帰って誰もいなくて、しーんとしていても、大丈夫だった。
電話の向こうに、すぐ母がいたから。
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私を産んでくれてどうもありがとう。
私を育ててくれてどうもありがとう。
おかげさまで今、私はとても元気にしています。
今日、電話します。感謝を込めて。
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記事を読んでいただき、どうもありがとうございます。
きょうもよい一日を!
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