おはようございます!
産業カウンセラー養成講座でカウンセリング理論の1つとして学んだフランクルの実存分析(existential analysis)。
新テキストでは実存分析(ロゴセラピー)とタイトルされていました。
「フランクルは自分の心理療法を最初、実存分析(existential analysis)と名乗ったが、後にビンスワンガーの現存在分析との混同を避けて、ロゴセラピー(logotherapy)と名前を変えた。このロゴとは、ギリシャ語で「意味」を表す言葉からきている。」として、その名前の変遷についても説明しています。
旧テキストでの実存分析の記載は少ないですが、その人間観、病理論、治療目標、カウンセラーの役割について、ズヴァリ書いているので、両方合わせ読むと、実存分析の意味が、よりわかります。
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さて、諸富祥彦先生の「『夜と霧』ビクトール・フランクルの言葉」は、『夜と霧』を中心に、フランクルの至極の言葉を集めた一冊です。
ページを開けば、その1ページ1ページに、魂を鼓舞するメッセージが載っています。
どんな時にも、人生には、意味がある。
生きる意味、人生の意味、意味への意志を自分事として見いだす助けとなるよう語られた、フランクルの熱く真摯な言葉たち。
1日1ページ開いて読んで、読んで開いて、一日一日一生として生きる力がわいてくる本です。
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記事を読んでいただき、どうもありがとうございます。
きょうもよい一日を!
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